溶射加工 Q&A
溶線式フレーム溶射とは?
溶線式フレーム溶射とは、代表的なガス式溶射法の一種である溶線式フレーム溶射法では、酸素-アセチレンあるいは酸素-プロパンなどによる燃焼炎(フレーム)中に線状の溶射材料を連続的に送ることにより溶融させ、圧縮空気で微粒化された溶融粒子の投射により成膜する。溶射材料として亜鉛、アルミニウムのような低融点材料から炭素鋼、ステンレス鋼、モリブデンに至るまで線状に加工できる金属材料は溶射ができる。線状化が難しいセラミックスやサーメット材料はフレキシブルチューブに充填して溶射される。溶射装置が可搬で現地施工できる、基材温度を上げることなく施工できる、溶射皮膜の厚さを広い範囲(0.1~10?)で選択できるなどの特徴を有する。