試作・小ロット 表面改質技術を追求する溶射テクニカルサポーター 溶射から塗装、めっきまでのトータル対応

溶射とは

溶射とは?

 

溶射とは、溶射材料を加熱して基材(部品)に吹き付け、皮膜を形成する表面処理法の一種である。

熱源にはフレームやガス、プラズマなどが用いられ、溶射材料は液滴化されて、高速ガス流などによって処理対象である基材(部品)表面に吹き付けられる。

熱で溶けた溶射材がが基材(部品)表面で凝固し密着することで皮膜が形成される。

溶射の特徴として、基材(部品)への熱的影響は比較的少ない。ただし、基材(部品)と溶射粒子の密着強度が溶接などと比べて弱いので、通常はアンダーカットやサンドブラストなどの前処理によって基材表面を荒面化することで、基材(部品)と溶射材との密着強度の向上を図っています。

 

溶射とは?

溶射は、金属やセラミックスなどの材料を、さまざまな熱源を用い溶融し、基材表面に吹き付けて、皮膜を作る表面加工技術です。

溶射は、溶射材料を溶融し基材に吹き付けるので、熱源が必要になります。溶射材料を溶融して皮膜を形成する方法は、JIS H 8200(溶射用語)で下記に示すように分類されています。

防食や耐熱、あらゆる摩耗に、寸法復元に、また基材に電気特性をもたせるなど、溶射技術は目的に合わせてさまざまな所で利用されています。

(日本溶射工業会 より)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<溶射方法>

<溶射皮膜の用途・目的>

 

<溶射材料>

◆金属合金溶射材料
 ・亜鉛系
 ・アルミニウム系
 ・亜鉛-アルミニウム系
 ・炭素鋼系
 ・ニッケルクロム系
 ・ニッケル系
 ・ステンレス系
 ・銅・銅合金系
 ・モリブデン系
 ・タングステン系
 ・コバルト系
 ・鉛・鉛合金系
 ・チタン系
 ・スズ系
 ・モネル系

◆自溶合金溶射材料
 ・NI基
 ・Co基
 ・NI基+WC

◆セラミック系溶射材料
 ・アルミナ系
 ・ジルコニア系
 ・チタン系
 ・酸化クロム系
 ・イットリア(Y2O3)

◆サーメット溶射材料
 ・タングステン系
 ・クロム-カーバーイト系
 
◆樹脂・プラスチック系溶射材料
・ナイロン系

お問い合わせはお気軽に!溶射.comを、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。溶射、ショットブラスト等のことなら「溶射.com」にお任せ下さい!