試作・小ロット 表面改質技術を追求する溶射テクニカルサポーター 溶射から塗装、めっきまでのトータル対応

溶射

溶射の施工手順は?

 

基本的な流れとしては、

 ■前処理 : 機械加工(旋盤等)

   ↓

 ■マスキング

   ↓

 ■ショットブラスト

   ↓

 ■溶 射

 

 

 

 

 

(高速フレーム溶射)

 

   ↓

 後加工 : 研磨等

を行ないます。

 

 

 

現在、溶射材料で金属合金(ニッケル系)を使用してます。もう少し硬度を上げたいのですが、どの溶射材料を選定したらいいのでしょうか?

 

金属合金(ニッケル系)よりも金属合金(ニッケルクロム系)の方が、硬度が高いです。

 

モーター部品の軸とベアリングを噛み合わせる箇所への金属溶射によって寸法の復元は可能ですか?

 

モーター部品の軸とベアリングが紙合わさる箇所には、金属溶射(ニッケルクロム:Ni-Cr)などによって部品の寸法を復元させます。求められる硬度によっては、溶射材料の提案を致します。

弊社では、社内で研磨まで一貫加工が可能となります。

 

 

 

 

 

 

 

モーター部品の軸、オイルシールがはまる箇所への溶射は?

 

「硬度」と「滑り性」が必要なモーター軸、オイルシール面への溶射は、セラミック溶射が最適です。

 

<セラミック溶射 施工事例>

 

 

 

 

 

 

溶射とは?

溶射は、金属やセラミックスなどの材料を、さまざまな熱源を用い溶融し、基材表面に吹き付けて、皮膜を作る表面加工技術です。

溶射は、溶射材料を溶融し基材に吹き付けるので、熱源が必要になります。溶射材料を溶融して皮膜を形成する方法は、JIS H 8200(溶射用語)で下記に示すように分類されています。

防食や耐熱、あらゆる摩耗に、寸法復元に、また基材に電気特性をもたせるなど、溶射技術は目的に合わせてさまざまな所で利用されています。

(日本溶射工業会 より)

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<溶射方法>

<溶射皮膜の用途・目的>

 

<溶射材料>

◆金属合金溶射材料
 ・亜鉛系
 ・アルミニウム系
 ・亜鉛-アルミニウム系
 ・炭素鋼系
 ・ニッケルクロム系
 ・ニッケル系
 ・ステンレス系
 ・銅・銅合金系
 ・モリブデン系
 ・タングステン系
 ・コバルト系
 ・鉛・鉛合金系
 ・チタン系
 ・スズ系
 ・モネル系

◆自溶合金溶射材料
 ・NI基
 ・Co基
 ・NI基+WC

◆セラミック系溶射材料
 ・アルミナ系
 ・ジルコニア系
 ・チタン系
 ・酸化クロム系
 ・イットリア(Y2O3)

◆サーメット溶射材料
 ・タングステン系
 ・クロム-カーバーイト系
 
◆樹脂・プラスチック系溶射材料
・ナイロン系

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