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溶射補修

溶接の肉盛り以外で、部品を再生補修できる方法はありますか?

はい、あります。

溶射によって、損傷部の寸法を復元し、その後仕上げ加工を実施することで、新品の状態、場合によっては、耐摩耗性の向上など、さらに機能を向上させることで、元の状態以上の性能に修復することができます。

高額な材料や加工費が高い部品が摩耗してしまった場合、酸化クロム系(クロミア)で溶射をお願いしたい?

 

新規製作よりも、アルミナ系(グレーアルミナ:Al2O3-3TiO2等)、酸化クロム系(クロミア:Cr2O3)等での溶射での再生補修の方が、コストがかからないケースが多いです。

また新規製作よりも、リードタイム(工期)が短いケースがほとんどです。

 

高額な材料や加工コストが高い部品を削りすぎた場合、再加工よりも溶射によって補修が可能ですか?

 

溶射によって、補修(補修個所が1㎜以内まで)が可能です。例えば、耐熱鋳鋼(部品単価約400万円)を加工ミスした為、溶射にて補修した実績があります。(溶射費用20~30万程度)

以下のページを参照ください。

摩耗する部品に、セラミック溶射やタングステンカーバイト溶射をすることにより、部品の長寿命化は可能でしょうか?

 

セラミック溶射やタングステンカーバイト溶射をすることによって、使用頻度によって変わってきますが、部品の長寿命化を図ることが可能です。

 

産業機械部品などの設備を稼動させる際、金属部品同士の擦れによる摩擦や衝撃による欠損により減肉や欠損はつきものです。そのような場合に有効な手段の一つが、溶射による肉盛補修です。溶射は溶接と異なり、セラミックスやサーメット(金属とセラミックスを混合した複合材料)を皮膜の形成に使用できるほか、母材についても材質を選ばないため、さまざまな用途で利用することができます。

 

 

<溶射施工事例>

 

摩耗した軸・シャフトのオイルシール面、ベアリング面の溶射による再生補修(再溶射)を依頼することはできますか?

 

肉盛り補修の溶射をすることによって、再生・延命が可能となりますので、新規で製作しなくてよくなります。また、コストダウンにも繋がります。

<溶射施工事例>

溶射 実績事例 – (ワーク) クランク軸 (軸 溶射後)

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